最近、アイオワ州の白頭ワシを2011年から記録している、ユーチューバーを発見しました。残念ながら、映像が年代別のリストとして、まとめられていないため、膨大な数の動画をチェックするのに、とても苦労しています。
映像の中に、Decorah North Nest (DNN)にカメラが設置された最初の年である、2016年のものが含まれていました。2017年以降の映像は、別のユーチューバーが年代別にリスト化しているので、調べるのに苦労はありません。ただし、毎年の映像は10数本と限られています。
2016年の映像を見て気が付いたことは、DNNには恐ろしい呪いがかけられている、ということです。このサイトで最も人気の映像は、2016年のDNNを記録した、恐ろしい映像の数々です。
DNNでは、2016年の3月12日までに3個の卵が産まれ、4月17日にDNN1と命名された最初の雛が孵化し、4月19日にDNN2、4月23日にDNN3が、それぞれ孵化しています。
最初は、このサイトで2番人気の、5月3日に撮影された映像です。長兄のDNN1が、幼い兄弟を激しくいたぶる映像です。
一番小さいDNN3は、5月11日まで何とか生きていましたが、12日の下の映像では動かなくなっていました。
残った2羽は、元気に育ちますが、5月25日に何と母親が発狂します。
母親に何が起こったのか、まったく不明です。親ワシのこのような行動を見たのは初めてです。
母親の最初の一撃で、DNN2が傷つき死んでしまいます。5月27日の巣に、DNN2の死骸はありません。 DNN1は、下の動画のように、何とか生き残り、7月9日に巣立ちました。
悲劇が起こった原因として、巣の立地が悪く、１．時々餌不足におちいること、そして、２．不衛生のため、上の映像でも分かるように、羽虫が大量に発生すること、などが考えられます。
