悲しいニュースが入ってきました。昨年のクリスマスに孵化した、南西フロリダの白頭ワシの雛が、数時間前に死んだのです。産卵した2個の卵のうち1個は孵化しませんでしたので、今回の子育ては失敗に終わったことになります。
実は、1日前の1月14日の動画には、雛が原因不明の大量出血に苦しんでいる様子が映っています。
その前の映像では、左の翼に釣り針のようなものが見えるというコメントもありましたが、結局、出血の原因はまだわかっていません。
その後、はしご車が出動して、死んだ雛と孵化しなかった卵を回収し、出血の原因と孵化しなかった理由を調べているので、結果はのちほど報告されるでしょう。
すぐに検死の画像が出ました。
左の翼に釣り針のような異物はなく、生え変わった羽の傷から大量出血したようです。巣材の尖った枝で傷ついたのでしょうか。羽の生え変わりの時期は、カニやエビの脱皮と同様に、大変危険な時期なのですね。
孵化しなかった卵についても言及されていました。未受精卵ではなく、発生は始まっていて、原因は分かりませんが、早い時点で止まったようです。