石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

残念な三角関係は続いていた

オジロワシの巣を10年間観察している大先輩から情報があり、昨日の夕方、再度、といっても3回目ですが、巣を見に行ってきました。

情報の通り、3羽のワシは巣の近くにいました。悲劇の後も、夜はここで眠っていたのでしょう。

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3羽の腐れ縁は継続しています。このままでは、来年も同じ悲劇が繰り返されるだろうと思います。

悪いのは雄とGF、とは言い切れません。雌の侵入者GFと戦い、厳しく追い払わない雌も同罪です。これは、本能に基づく正常な行動なのか、それとも、血縁関係があるために、異常な行動が誘発されているのか。同様の記録がない、異常事態であることだけは確かです。

昨年は、5週齢の雛が巣から消えた6月中旬以降、巣の近くでオジロワシを見ることはありませんでした。しかし、夜はずっと巣の近くで眠っていたのかも知れません。葉が茂っていたため、居ても気付かなかった可能性はあります。

オジロワシも、北米大陸の白頭ワシのように、1年中、巣の近くで生活しているのかも知れません。