石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ドライバーをクラブ・バッグから追放する

こんな決断、人生において何ほどのものか、という考え方は確かにあります。ゴルフは、私の余暇のせいぜい10~20%以下でしかありません。しかし、この決断は、私にとっては画期的です。

私のゴルフ人生は、まさにドライバーとの戦いだったからです。ドライバーのために、私のゴルフ人生は地獄でした。ドライバーによって、私のゴルフ人生は狂わされ、最下層のゴルフ人生を歩まされてきたのです。

この決断は、例えて言えば、数学の嫌いな高校生の教科から数学を外すようなものです。古文や漢文の嫌いな生徒の教科から、古典を外すようなものです。外国語に興味のない生徒の教科から、英語を外すような、極めて革命的な判断なのです。

ドライバーを真っ直ぐ打てない人は、ゴルフをする資格のない人間だと思っていました。だから、練習の8割以上をドライバーに割き、YouTubeのイメージ・トレーニングの大部分をドライバーにささげてきたのです。しかし、三角関数が理解できなくても、何の問題もなく生きていけるように、ドライバーを打たなくても、PGAツアーで活躍する人がいることを、つい最近知ったのです。

武漢コロナウイルスのおかげで、タイガー・ウッヅのツアー82勝を続けて見せるケーブル・テレビの番組と出会いました。そこで紹介された逸話で、ドライバーの代りに3番ウッドを使い続ける有名ゴルファーがいることを知ったのです。

ドライバーは、私には合いません。直進性もなければ、距離も出ません。3番ウッドの方がずっと確実で、平均飛距離でも、ドライバーよりずっと遠くまで飛びます。

私は、次の試合から、足を引っ張るだけだったドライバーをゴルフ・バッグから追放する決断をしました。