石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

世界一綺麗なオジロワシ

私が世界一美しいと信じているオジロワシを、快晴の陽光の下、至近距離で撮影することができました。と言っても、50~100メートル離れた、車の中からの撮影です。

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今朝は、放射冷却現象で気温が氷点下にさがりましたが、快晴で、絶好の撮影日和でした。

チュウヒの消えた芦原は黄金色に輝き、遠くの山々は薄い雪をかむって純白に輝いています。

そんな中、チュウヒの狩場には、陸上も川も、沢山の人間が入り、測量が行われていました。開発の魔の手でなければよいのですが。

このような状況では、オジロワシの観察は無理かな、と思いましたが、何回目かのトレースで、人間たちから離れた、対岸の目立たない流木の上に、オジロワシの夫婦を見つけました。

カメラを向けると、1000m以上も離れているのに、カメラの出す赤外線?を嫌がり、雄が飛び立ちました。カメラをあまり気にしない雌も、引きずられていなくなりました。

以前から、何とかならないか、と考えていることですが、鳥の目に見えない、鳥の嫌がらない方法で、焦点を合わせる工夫はないものでしょうか

車で河口橋を渡り、対岸に回った所、雌が、岸に近い流木に止まっていました。

実は、このオジロワシを最初に見たときから、私は、世界で一番美しいオジロワシではないか、と考えています。明るい陽光の下で、しかも至近距離で見ると、本当に綺麗です。

その時、立派な望遠レンズのついた高級そうなカメラをもち、私の車の近くで撮影していた中高年の男性が、堤防を降り、河川敷をワシに向かってズカズカ近づいて行きました。

あの望遠レンズでは、50~100メートルの距離を克服できないのでしょうか。

美しい写真を撮ろうと、ズカズカ河川敷に侵入し、ワシを驚かせ、飛び立たせた人を、私は、前にも見たことがあります。