今年の2月は、気候がとても厳しいせいか、オジロワシにはなかなか会えません。
今日はそれでも比較的穏やかな気候だったので、2月に入って2度目のスキーをしたあと、防風林に回りましたが、案の定、ワシの姿はありませんでした。
そんな次第で、北米の白頭ワシの動画を紹介している訳ですが、アメリカの北部では、札幌同様、まだ目立った動きはありません。
他方、南部のカリフォルニアやフロリダでは、子育てに、かなり苦労しているようです。
上の動画は、巣に戻された2羽の雛のその後です。
子育ては順調に見えますが、いくつか気になる点があります。
1.雛に餌をあたえるのが、ほとんど父親に限られていること。
2.餌が皮を剥がれたウサギの肉で、しかも新鮮な肉には見えないこと。白頭ワシが、ウサギを狩るとは考えられません。巣に戻されたあと、これで2度目です。
3.巣の上に貯食が無く、餌不足にみえること。
4.この動画でも、満腹の兄または姉が、父親から餌を貰おうとする空腹の弟を、ひどく攻撃すること。
これらの点は、フロリダにおける子育てが、餌不足の厳しい環境で行われていることを示していると思われます。