石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシの雌が快晴の防風林で雄を待つ

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2月の末日。快晴、温暖、微風。待ちに待った、絶好のスキー日和、ワシ見日和です。

スキーを終えてから、妻を石狩図書館に送り、防風林へと向かいます。

巣に近づいたとき、ワシが防風林に沿って飛ぶのを目撃しました。期待が高まります。

いつもの観察場所に着き、双眼鏡で巣を見ると、ワシはいません。先程のワシは何処へ行ったかと、防風林を虱潰しで探したところ、いつもとは逆に、巣から南側50メートルの防風林にワシがいました。

しかも、珍しいことに、木の先端に止まっています。

いつもより遠いうえに、逆光の度合いが強く、ワシの判別は困難です。

ワシに動きがないので、石狩河口に回って、別のネタを探すことにします。

石狩河口の両岸を回り、釣り桟橋から、対岸にいる綺麗なオジロワシとペアの雄を撮影しました。珍しく、素嚢が膨らんでいるので、何か食べたようです。

防風林に戻ると、先ほどのワシが、全く動かず、同じ場所にいます。判別のため、防風林の東側に回りますが、何も見えません。今日は日曜日のせいか、10台以上の車が停まり、立派なカメラをもったカメラマンが、何か珍鳥を待っているようです。

防風林の南西に回ったところ、梢に止まり、明るい陽光を浴びる雌のオジロワシを、鮮明に撮影することができました。雄が現れるのを、長時間、待っているようです。

頼りない雄ですが、代わりがいないので、仕方ありません。