防風林では抱卵が始まり、石狩方面のオジロワシ観察がほぼ安定してきたので、クロカンスキーの終わったモエレ沼に、オジロワシの狩りを撮影するため、1年振りにやってきました。
モエレ沼は、快晴・微風の絶好の撮影日和です。
しかし、撮影日和には、悪いジンクスがあります。
案の定、狩場に近づくと、かなり遠くから、人がいてはいけない場所に、人影が見えます。
えぇっ‼ 初日なのに最悪‼ なぜあんな所に人がいるの?
いつもの位置に三脚と荷物を置き、鳥おっさんに、1年振りの挨拶をしたあと、あの侵入者がいつからいるのか、おお聞きしました。
かなり前からいるんだけど、不思議なことに、ワシが逃げないんだよね、という返答です。
確かに、狩場の近くには、侵入者にめげず、2羽の若ワシが踏ん張っています。
私は、2羽のワシを撮影する合間、侵入者に向かって、頭の上で腕を交差して、バッテンを表示したり、帽子を手に持って大きく右に振り、出て行け、の合図をしたりしましたが、完全に無視されました。
私がいる間、10羽近いオジロワシが狩場の上空を飛びましたが、侵入者がいたせいで、1羽も降りませんでした。
何処に行っても、自己中で、無神経なバーダーには、ほとほと手を焼きます。