石狩河口を見て、釣り桟橋に戻ったとき、ゲート脇の雪山にオジロワシが飛来しました。
ワシまで50mの至近距離です。
車の窓から手持ちで撮影しますが、ワシは逃げません。肝のすわったオジロワシは、あの綺麗な雌ワシです。
こんなに近くでワシが見られるとは、2022年のスタートはラッキーです。
雌ワシがここにいる理由として、
1.近くの料理屋の板前さんが、魚の頭や骨などのアラや内臓を捨てたか、
2.いつもの定位置に若いオオワシがいたので、より近い、有利な場所に降りたか、
どちらかだろうと予想しました。
車を移動して30mまで近づいても逃げる様子がないので、ゲートを通り抜けて(この時の距離5m程度)中に入りました。
カワアイサが桟橋の近くに集まっていたものの、魚のアラなどが捨てられた様子はありません。
すぐ目の前を、3羽の水鳥を追いかけるように、オジロワシが通過しました。
振り返ると、先ほどの雪山にカメラをもった無神経なバーダーが立っています。
いったん釣り桟橋の対岸に降りた雌ワシは、若いオオワシのいる上流方向に飛び立つと、オオワシは、このたびは先輩に席を譲り、さらに上流へと飛び去りました。