久し振りの好天。妻を石狩図書館に置いて、石狩河口の釣り桟橋に来ました。
ゲートを通って釣り桟橋に下って行くと、カワアイサの群れが桟橋から逃げて行きます。漁師が捨てた魚があるかも知れません。
対岸を見ると、雪の中にカラスのような小さい黒点が見えます。カメラで見ると、久し振りのワシです。飢えと寒さに縮みこんでいるように見えます。
どうやら仲良しペアの雄のようです。
動きがないので、河口へ回ろうと、ゲートの下まで来たとき、漁師が魚を捨てる桟橋にワシがいました。
車を停めると、対岸に向かって飛び去り、対岸にいたもう1羽と形式的な交尾行動をとりました。まさに、そういう季節です。
車を降りて桟橋の下を覗くと、水の中に、まだ数匹小魚が残っています。
河口橋を渡って、対岸から食べる様子を観察しようとしましたが、除雪後の雪山が高すぎて、残念ながら見えませんでした。
帰途、防風林に寄り、シマエナガやクマゲラを狙うバーダーの一人から、2,3日前にワシが枝にとまっているのを見た、という話しを聞きました。
巣を補修した形跡はありませんが、3月の抱卵まで、まだ希望は残っているようです。