「七草なずな唐土の鳥が日本の国に渡らぬさきに」とコロナの歌を歌いながら、
七草かゆを食べ、モエレ沼公園で初スキーをした足を、快晴の石狩河口に運びました。今日はフルコースです。
ワシがいなくても、十分満足できる美しい風景ですが、それを紹介するには、やはりワシが必要です。
嬉しいことに、流氷から高く突き出た流木に、オジロワシがとまっています。
ワシのおかげで、美しい石狩河口を撮影し、紹介できることに感謝。
ビューティー・ペアの雄のようですが、遠すぎます。
近づくと、ワシは流木から流氷に飛び移り、川の中を覗き込んで、狩りをしそうな気配です。
双眼鏡で周囲を見回すと、遠い岸壁にも4羽のワシが見えます。
波しぶきが凍る岸壁の背後は、蜃気楼のように揺れて、とても綺麗です。
よそ見をしていたすきに、別のワシが飛来し、雄のワシと空中戦となりました。
探すと、雄ワシは、河口を臨む柏の森にとまっています。
私は、この時点で狩りの観察をあきらめ、帰途につきました。
500mほど走ったところで、川の此岸にワシの姿を発見、念のため双眼鏡で確認すると、昨日見たオオワシの若鳥です。
距離が近く、明るいので、若ワシの特徴がよくわかりました。