石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

「鳥おっさん」のブログから抱卵開始日を推測する

2月14日、雪をかぶった大きな巣が、「鳥おっさん」のブログに初めて登場します。

巣に近い木にオジロワシが1羽とまっていますが、このワシが巣を使うかどうか、まだ不明の段階です。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/46fd799fefbfd63e6fa66ed0e6c86521

 

2月28日、モエレ沼の狩場で、一二郎の新しいパートナー、春恵が発見されます。

春恵は、尾の先にまだ黒い部分が残る、若い雌で、年配の一二郎とは「歳の差婚」ですが、狩場で交尾をします。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/53f410d1c9f5610ebf2d13e1a6c4c4e4

 

3月6日、巣の上の雪が消え、巣の補修作業が始まります。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/e0debb2be00c1dba12083da05974cd0c

 

3月23日、つがいの一二郎と春恵が、2羽そろって狩場に現れるので、産卵はまだでしょう。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/7a23d6554d5cc5d0afd85c00b79a501d

 

3月26日、巣で交尾したあと、春恵が巣に残るので、ことによると、すでに最初の1個が産卵されているかも知れませんが、確実ではありません。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/51d7eb6e3c94b1d29a2e946786b95474

 

3月27日、ほぼ間違いない抱卵行動が確認されるのは、この日からです。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/9a15643615edfb68045cff8f2c3d5c77

 

以上をまとめると、少なくとも3月24日まで、モエレ沼から見える大きな巣でオジロワシが抱卵している可能性は、ほとんどないと思われます。

抱卵開始日として、最も早い可能性は観察記録のない3月25日ですが、私としては、最も確実な3月27日をとりたいと思います。

今、私が最も関心をもっていることは、抱卵する春恵に、一二郎が餌を運ぶかどうかです。