ここまで来てサロベツ湿原に寄らないのは失礼と、今朝、天塩から近い幌延のビジターセンターまで戻りました。
センターの近くまで来たとき、3羽のオジロワシと多くのカラスが舞う場面に遭遇しました。
車を停めて、カメラをセットしますが、なにしろ湿原の中なので、何が起こっているか分かりません。どうやら餌があるようです。
ビジターセンターまで移動し、急いで展望塔に昇りますが、塔の上は強風が激しく吹き荒れています。
直前まで、オジロワシと多くのカラスが飛んでいた場所に、ワシの姿はすでになく、代わりに、かなり離れた牧草畑の中に2羽のオオワシと若いオジロワシが見えました。
北帰行の途中、オオワシがサロベツ湿原で休憩していたようです。
湿原を出て、遠別に入り、来るときに発見した「日本最北の水田」という看板の真偽を確認するため、119号線を6キロ内陸に入りました。
水田は確かにありました。
道北は日本のスコットランドとずっと思っていましたが、こんな北に大正時代から水田があったとは。
町の名物「俵最中」の中に入っている餅には、ここで収穫される遠別米が使われているとのことです。