石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オオワシの獲物はリリースされたブラックバスか?

今年も、あのオオワシが琵琶湖に戻って来ました。25年目の越冬です。

早速、狩りの様子を撮影した動画をチェックしたところ、オオワシの獲物に関し、長年抱いていた疑問を解決することができました。

この動画には、3回の狩りが記録されていますが、2回目に、波間に揺れる大きな魚の姿が鮮明に映し出されているのです。

https://www.youtube.com/watch?v=gfbhF4bMsVE

恐らく、ブラックバスだろうと思います。

魚は水面に浮き、波間に揺れています。

恐らく、釣りあげられた後、幸運にも、優しい釣り人にキャッチ・アンド・リリースされますが、傷口や粘液の除去が原因となって感染死したのでしょう。

さらに、3回目の狩りでは、捕獲前の魚の姿は映っていませんが、1度掴みそこねた魚が逃げず、反転したワシに掴まっていることから、やはり死んだ魚が浮いていたと思われます。

オオワシは、数キロ離れた山本山から、比較的大きな死んだ魚を発見し、一直線に飛行して魚をキャッチしているようです。

大きな魚は、カモメや鵜には呑み込めず、トビには重すぎて運べないため、オオワシだけに利用可能な獲物となります。もちろん、オジロワシにも利用可能ですが、琵琶湖まで南下しているでしょうか。