線状降雪帯が居座る石狩川河口域。吹雪の中休みを見計らって、新年初のワシ見に、図書館を経由してやってきました。
釣り桟橋から見渡しても、ワシの気配はまったくありません。
厳寒の新年を迎え、綺麗なオジロワシたちが、どこで何を食べているのか、とても心配です。
https://www.youtube.com/watch?v=tFQeB9LWfpk
念のため、河口橋を渡り、より河口に近い当別側の堤防に回りました。
しばらく双眼鏡で探すと、流木ではなく、流れに面した流氷の上にオジロワシが1羽います。
あまり期待しないで撮影をはじめてビックリ。何と流氷の下から獲物を引き揚げるではありませんか。
2分後、別の成鳥が飛んできて、バトル。撮影中は、後から来たワシが獲物を横取りしたものと思っていましたが、スロー再生で見ると、獲物を引き揚げたワシが、それ死守したようです。
しかし、この獲物が何か、撮影終了の直前までわかりませんでした。
海獣でなければ、溺れ死んだ若鹿か犬かも知れないと想像していましたが、答えはキツネでした。
事故で溺死したのか、オジロワシが溺死させたのかは不明ですが、溺死してあまり時間がたっていないようです。
家に戻ってスロー再生すると、比較的早い段階で、キツネと判別可能な映像がワンカット撮れていました。
そういえば、昨年はキツネのダンスが流行りましたね。