石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

モエレの巣立ちは北風待ちか

タイトルの意味は、モエレの兄弟が巣立つ場合、飛び移る先は止まり木と思われます。少なくとも長子には、止まり木に飛び移る力は、既にあるように見えます。

巣の北側にある止まり木に、適当な向かい風を受けて飛び移るには、この時期の季節風である南東風ではなく、季節外れの北西風が吹くのを待つ必要がある、という意味です。 

https://www.youtube.com/watch?v=PjAG4rModbc

前回の観察で、日中の狩りは難しそうだったので、時間をずらし、午後4時過ぎから午後7時18分の日没まで、夕方の時間帯にチャレンジしてみました。

夕方は、撮影には条件がいいようで、映像が極めてクリアーです。

そんな中、兄弟は、盛んに飛ぶ訓練をしています。

最近、食餌シーンを見ていませんが、糞はけっこう出ているので、食べてはいるようです。

長子の動きを観察すると、飛ぶだけでなく、足で獲物を掴む、狩りの訓練をしているように見えます。

食欲旺盛な兄弟のために、両親それぞれ必死に狩りをしているのは明らかですが、この日は、午後7時過ぎまで、どちらの親鳥も戻りませんでした。

子育ては、実に大変な仕事です。