石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

若ワシが2羽並んで大きな魚を食う

14時45分、図書館、石狩河口を経由して茨戸川に着くと、いつもの木に若ワシが4羽勢ぞろいしています。

今日は、このうちの2羽が、とても珍しいシーンを見せてくれました。 

https://www.youtube.com/watch?v=id4mLX9b55Y

まず1羽が、木を飛び立って、早速狩りをします。

大きな魚をキャッチした若ワシは、もとの木に戻らず、対岸の低いカラマツにとまります。

カラマツは、観察地点から200mほどの近距離です。

若ワシは、不安定なカラマツの枝で上手にバランスをとりながら、大きな魚を食べます。

いつか魚を落とすだろうと思っていましたが、恐らく2歳くらいの若ワシは、30分かけて尾まで食べ進めました。

そのとき、突然、別の若ワシが大きな魚を掴んで、同じカラマツの木の枝にとまったのです。

驚きました。こんな場面は、これまで一度も見たことがありません。

隣りに飛来した若ワシは、今年、防風林で巣立った幼鳥にそっくりです。

並ぶと大きく見えるので、雌かも知れません。

独立したばかりの1歳の若ワシには、不安定な枝の上で魚を食べるのは、まだ難しいようです。

若ワシは、嘴をつけた程度で、大切な魚を落としてしまいました。

未熟な若ワシは、先輩から餌を奪おうと追いかけますが、SDカードのメモリー容量が切れ、その先は撮影できませんでした。