石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

漁船の帰りを待つオジロワシ

センター試験初日の1月13日。心配された天気は快晴です。

防風林を見回りましたが、巣の上には雪が積み上がり、補修された気配はありません。

釣り桟橋に着くと、河口橋方向に1キロ離れた木に1羽、対岸の流木と氷上に1羽づつ、合計3羽のオジロワシがいます。 

https://www.youtube.com/watch?v=uTUt9vZd5zg

流木のワシは美ワシの雌、氷上のワシは、先日成鳥から魚を奪った若ワシのようです。尾の先にまだ黒味が残っています。

カワガレイの釣り人が1人、小型のカレイが釣れていました。

漁師の軽トラが2台、離れた別の桟橋にとまっています。少なくとも2艘の漁船が漁に出ているようです。

撮影していると、若ワシは上流に向かって飛び立ち、海岸の方向へと消えました。

他方、流木の雌ワシは、漁船の帰りを辛抱強く待つようです。

厳冬のこの時期、確実に餌をえるための、大人の知恵でしょうか。