石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシの朝食

朝食の前に、車で20分ほど走って、昨日、10年ぶりにオオワシと出会ったところまで行ってきました。あわよくば、猛禽類の食事風景が見られれば、というかすかな期待を抱きつつ。

昨日、2羽のオオワシがいた川岸には、水鳥はたくさんいましたが、猛禽類の姿はありません。目が慣れてくると、2~3キロ離れた大きな木に、2羽のオジロワシらしきものが見えます。双眼鏡で見ても、オジロワシなのか、若いオオワシなのか、区別はつきません。

水面すれすれにオジロワシが飛んできて、対岸の雪の上に止まりました。彼らはもう朝食をすませているのでしょうか、狩りをするそぶりも見せません。風はありませんが、-7℃に冷えた外に立ち続けるのはつらいので、時々、車に戻ります。

河口の方向から、髪の毛を褐色に染めた、二人の若い漁師を乗せた船が、こちらの船着き場に向かって近づいてきます。顔が似ているので兄弟のようです。気が付くと、先ほどのオジロワシも、300メートルほど、こちらに寄っていました。漁船から雑魚の分け前がもらえるのでしょうか。私の期待まで膨らみます。

残念ながら、船は空でした。これから網を積み込んで、漁に出かけるようです。そろそろ、ワシの朝食より、私の朝食の方が心配になってきました。