石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

カモメがダイブして大きなカニをゲット

今日は、前日の天気予報がいまいちだったので、ミサゴを見に行くつもりはありませんでしたが、朝の明るい陽射しに誘われて、出かけてしまいました。

昨日より気温は低いものの、波は穏やかで、上空から魚を探すのは、昨日より楽そうです。念のためポケットに入れてきた使い捨てカイロが役に立ちました。青空から風花が舞い下りてくる時間帯もあったからです。

昨日、ミサゴが現れたころ、上空をオオタカが飛びました。水鳥が一斉に飛び上がって、編隊を組んで飛行を始めた、と思ったら、オジロワシが私の真上を飛んで、小樽方面に消えました。確かに猛禽類は飛びました。しかし、3時間待っても、本命のミサゴは現れませんでした。

その代り、昨日、ミサゴがダイブした場所に、カモメが頭から飛び込み、大きなカニを捕まえました。それが、この動画です。カモメのダイブは想定外だったので、ダイブの場面はありません。ミサゴは足から飛び込みますが、カモメのダイブは嘴からです。

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カニのかなりの部分は、結局、盗賊カラスに盗られたようです。盗賊カラスが10羽以上も待機している場所で、魚をキープするのは、ミサゴにとっても難題です。近年、この場所でミサゴの出現が減っているのは、盗賊カラスが増加しているせいかもしれません。