久し振りに、防風林から石狩河口に回りました。既に、川に氷はありません。
東岸の当別側から西岸を見たとき、オジロワシが川に飛び込み、獲物を堤防で食べているように見えました。
あわてて西岸に急行します。
着いてみると、珍しいことに、釣り桟橋に釣り人が一人もいません。おかげでカワアイサが安心して集まり、すぐ上の堤防にはオジロワシがいます。車から20メートル程の近距離です。
これまで一度も遭遇したことのない、極めて珍しい光景です。
ワシは、カワアイサの集合場所にいる魚を狙っているようです。
ワシが飛び立って、水面にタッチし、獲物を掴んで飛びあがりました。そのあとをカモメと若いオジロワシが追いかけます。
空中で2羽のオジロワシが絡み合いました。
撮影した映像を、家のモニターで拡大して見ると、まるで親鳥から幼鳥への空中餌渡しをしているようです。しかし、2羽は親子ではなく、餌を奪い合ったのだと思います。
若鳥はあっという間に餌を食べ、撮影したときは、気持ちよさそうに水浴びをしていました。