昨日は、小雨の中、午後3時から2時間、餌をもって巣にもどる雄のオジロワシを待ち続けましたが、薄暗くなったため、雄の帰還を見られず、今朝は、朝食前に出かけました。今朝も小雨でしたが、やはり、雄は狩りに出ているようです。
1時間半近く待って撮影したのが、この動画です。
情けないことに、雄は、またしても手ぶらで帰ってきました。カラスもがっかりしています。餌をもちかえらず、巣の中で何をグズグズしているのかと見ていると、雄が抱卵を代わろうというのです。ポツポツという音は、カメラに落ちる雨の音です。
抱卵を交代した雌は、すぐ狩りに出かけず、隣の枝に止まって身体を伸ばし、羽繕いをしています。プラスチックの雨被いの落ちる音が入りました。
飛び立った雌は、巣から30メートルほど離れた別の木に止まり、カラスに狩りをせかされても、まだ羽繕いをしています。
大量の糞を飛ばしたので、餌はしっかり食べているようです。雄の抱卵が心配なのかもしれません。
昨年の下の映像と見比べると、雄の嘴の付け根に見られるアザから、今年のつがいも、昨年のつがいと同じペアである可能性が高いと思われます。しかし、よく見るとアザの位置が違うような気もします。