NHKのNews Up 「バスにベビーカーは迷惑？」を担当した女性記者3人が、ベビーカーで東京の駅を探検した「ベビーカーで行ける？東京の駅ひととおり調べてみた」という記事がNews Upに載っています。
バスのときは双子用のベビーカーが乗らないことを問題にしていましたが、今回はエレベーターの設備状況が調査対象になっています。
札幌から東京に行って感じることは、どの駅も構造が複雑怪奇で迷宮だということ、そして、あんなに多くの人々が毎日利用し、猛烈に混雑しているのに、田舎の駅より設備が悪く、老朽化しているように見えることです。
東京の駅は、全部、工事しなおして、すっきり便利にすべきです。それで運賃が2~3倍になったって安いものじゃないですか。
私が子供のころ、鉄道会社は国鉄も私鉄も、毎年定期的にストライキを行い、交通を混乱させて、ベースアップと運賃値上げを勝ち取っていたものです。それが今ではストも運賃値上げもありません。
おかげで物価も賃金も上がらず、その昔、ほぼ世界１だった一人当たりのGDPが、秋の日のつるべ落としのように急降下し、平成は失われた30年と、世界から嘲笑されています。
しかし、東京や東京の駅を、ドンキホーテのような、猥雑さの魅力から解放することが、はたして日本人の性分に合っているかどうか、そこがもう一つ疑問です。
