抱卵開始から丸3週間経過しました。
巣で餌を食べていないせいか、カラスによる妨害もなく、抱卵はきわめて順調に進行しているようです。
観察開始から2時間後、嬉しいことに、一二郎と春恵の抱卵交代(シフト・チェンジ)の場面と遭遇しました。
これまでの雰囲気から、一瞬で入れ替わるものと思いきや、驚いたことに、雄の一二郎が交代を拒否します。
結局は、身体の大きな春恵に抱卵を譲るのですが、一二郎は巣に近いカラマツにとまって、なかなか狩りに出かけません。
よく見ると、素嚢が大きく膨らんでおり、今日は、狩りに出る必要がなさそうです。