石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

安倍元総理は殉教者

長谷川良氏の「ウィーン発『コンフィデンシャル』」に、

安倍氏は日本の「預言者」だったのか

と題する記事が掲載されています。

http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52335839.html

なぜ、予言者は嫌われるのか、

 なぜ預言者はその地元で民衆に受けいれられないのか。その答えは案外簡単だ。「異教の神」に心がいく民衆にとって、「悔い改めて本来の神に帰れ」と糾弾されれば頭にくるからだ。だから神の警告を告げる預言者は歓迎されない。「あなた方がやっていることはいいことだ。それを続けなさい」というのなら大歓迎されるが、預言者は全くその反対のことを主張し、それに従うように強調するからだ。

預言者の側面、

 安倍氏預言者のようだった。日本を取り巻く政治情勢を憂慮し、国防の強化を訴えた。現職時代、防衛庁防衛省に引き上げ、集団的自衛権の行使容認や平和安全法制(安全保障関連法)を整備した。その度に、左翼的メディアから叩かれた。終戦から続いてきた平和憲法に眠ってきた日本人からは迎えられなかった。にもかかわらず、安倍氏は最後まで日本を真の独立国家とするために日本国民の覚醒を促し続けた。立派な預言者のような生き方だった。

英雄の側面、

 安倍氏は英雄のようでもあった。凶弾に犠牲となった安倍氏はその志半ばで殉教した。安倍氏は過去の英雄のように戦場で戦を指導した軍司令官ではなく、平和憲法のもと惰眠をむさぼる日本国民を揺り動かしながら、忍耐強く戦い続けた。増上寺での告別式には陸上自衛隊特別儀仗隊が出動していた。安倍氏が好きだったという儀仗隊の整列シーンはやはり美しく、感動的だった。

私は、長谷川良氏の見方に、全面的に賛同します。