高橋克己氏の、
幻でなかった「安倍晋三回顧録」
https://agora-web.jp/archives/230213022248.html
というタイトルの記事を読み、すぐに「安倍晋三回顧録」ではなく、「岸信介証言録」を注文し、今まさに感動しながら読んでいます。
私がなぜ「岸信介証言録」を読みたいと思ったか。それは、高橋氏が、
安倍と岸田の違いは『岸信介が岸田の祖父でなかったこと』
と、当たり前の理由をあげた上で、
「安保改正に身命を賭して取り組んだ岸の、政治家としてまた宰相としての心構えや政治信条が横溢する貴重な昭和断面史」である『岸信介証言録』を、安倍が「擦り切れるほど読み込んだ」
と考えている、その根拠を知りたい、と思ったかったからです。
岸元総理は、私が物心ついたとき、日米安保改定の必要性を、ラジオから、あのクリアな声で、熱心に説いていました。
まだ読んでいる途上ですが、「証言録」にある岸元総理の行動と、安倍元総理の行動は、確かによく似ています。
この時の安保改定によって、多くの米軍基地が日本に返還され、米軍による占領状態が解消されました。
にもかかわらず、野党と全学連は、理不尽にも「安保反対」を叫びました。危険な普天間基地の辺野古への移設に、沖縄人?が反対するように。