石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オワコンの共産主義と共産党

念のため、オワコンとは、お椀に入ったコンソメ・スープ、ではなく、終わったコンテンツという意味で、時代錯誤、ということでしょうか。

共産主義の理想も、共産党の現実も、時代錯誤であり、存在すること自体に問題があるかも知れません。

共産主義の理想、「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」は、愛の絆によって結びつけられた家族の理想であって、社会の理想ではありません。社会は「能力に応じて働き、成果に応じて受け取る」でなければ、誰も納得せず、進歩もないからです。

家族の理想を押し付けるビッグ・ブラザーの支配する社会は、自由のない、拷問装置でしかありません。

日本共産党のいう選挙の現実について、共産党の元幹部である筆坂氏が、書いています。

「党首公選」提唱の松竹氏を除名処分、党改革を拒む日本共産党の理不尽な論理

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74039

まず、建前では、

「指導部の選出は、党規約にもとづいて自主的・自律的に、かつ厳格に行われています。具体的には、2年または3年の間に1回開かれる党大会で、全国から選出された代議員による民主的選挙によって中央委員会を選出します。そのうえで中央委員会は、幹部会委員、幹部会委員長、幹部会副委員長、書記局長を、民主的選挙によって選出します

となっているが、その実態は、

ところが、共産党「選挙」と言っているものの実態はどうか。中央委員会、都道府県委員会、地区委員会、すべての段階で前の委員会が定数いっぱいの候補者名簿を作成し、その信任投票を行なっているだけだ。言ってみれば談合だ

と暴露されます。そして、

幹部会委員長などを決める際も、私が在籍していた時は「志位同志を推薦します」などと誰かが発言し、拍手で決まりだった。選挙などどの段階でもなかったのだ。党規約にある「すべての指導機関は、選挙によってつくられる」というのは削除した方が良い。

共産党は、民主的な社会には適合しにくい政党のようです。