石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

稲は多年草だった

ワシ見に通う道すがら、収穫の終わった秋の田んぼが、田植えをした後のように、ふたたび美しい緑の田に変化していることに気づきました。

同じ道を何年も通っていますが、こんなことに気づいたのは今年が初めてです。

昨日、快晴のゴルフ場でこのことが話題となり、今年は暖かかった(暑かった)せいではないか、という結論になりました。

しかし、私はこの結論に納得できず、ことによると稲は芝や牧草と同じく多年草ではないか、と考えました。

今朝、ネットで検索すると、稲は多年草、という記事がいくらでも存在することに驚きました。

以下にその1例を引用します。

標準的なお米作りと多年草化のお米作りの違い

https://apple.nagano.jp/%E6%A8%99%E6%BA%96%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%81%8A%E7%B1%B3%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%A4%9A%E5%B9%B4%E8%8D%89%E5%8C%96%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%B1%B3%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84/

稲は多年草なので、種まきはおろか、肥料さえやらずに収獲可能だが、記事によると難しい点が2点あるようです。

第一に、

肝心要の水が一年中確保出来る田があれば、誰でも出来ると思う。 ただ、この水の確保が一番難題。 (管理組合や水利権があって勝手に水を流せない

水利権がややこしいようです。

第二に、

8月から順次稲穂が熟すので「抜穂(収穫)」を始める。 これが3ヶ月程続き、最後に稲刈りをして藁を田に返して水を入れる。 この「抜穂」にとても手間が掛かる

田植えをしないので、収穫期がそろわないため、いっせいに刈り取りをすることができず、収穫にとても手間がかかるようです。

品種改良を重ねた米が次第に野生化し、食味や収穫量に変化がおこらないか、その点も気がかりです。