春の暖気と真冬の寒さが交錯する北国の2月下旬です。
天皇誕生日にオジロワシの交尾を期待して防風林にやって来ました。
https://www.youtube.com/watch?v=KIax5WyC68k
30分待った12時55分、雪に被われた巣から30m南の木に雌が飛来しました。
すぐに足元の枝で嘴をていねいに拭ったので、何か食べてきたようです。
産卵間近の雌は積極的に狩りをして、栄養をつけなくてはなりません。
一方、狩りの下手な雄は、厳寒のこの季節、餌獲りに大変苦労しているでしょう。
1時間待ちましたが雄は現れず、待ちわびた雌は翼を伸ばし、糞をして飛び立ちました。雄が戻っていれば、間違いなく交尾が見られたはずです。
これはオマケですが、前回の待ち時間に撮影したシマエナガの映像を添付します。
まだ純白になる前の、若い個体のようです。