石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

猛禽類ウォッチャーは極めて少数派

猛禽類のブログ・ランキングで、人気No1は、どなたのブログでしょう。「勝手にヒロシ」さん、ではありません。驚いたことに、外国産のフクロウを、家でペットとして飼っている方のブログなのです。可愛い犬や猫が、可愛いフクロウに置き換わったものです。

猛禽類の探鳥を始めて、まだやっと丸2年ですが、最初は、なかなか情報が得られず、苦労しました。実は、今でも、苦労しています。最初の情報は、探鳥会の仲間、ではなく、探鳥には何の興味もない、息子からのものでした。

公園でバーベキューをしていたら、カメラマンが集まっているので行ってみると、ハヤブサを撮影していた、というのです。2番目の情報は、妻からのもので、家で購読している読売ではなく、北海道新聞に、積丹でミサゴが子育てをしている記事が載っていた、というものです。

どちらも、押っ取り刀で、現場に駆けつけましたが、その場で出会ったウォッチャーは、平日のせいもあって、一人か、せいぜい二、三人でした。有名な、室蘭のタカの渡りでも、集まるのは、最盛期ですら、日にせいぜい五、六人程度に過ぎず、ほとんど顔見知りです。

これが、北海道の素晴らしさです。もともと、猛禽類ウォッチャーは、野鳥ウォッチャーの1/10か、1/100しかいません。野鳥ウォッチャー自体、ペットを可愛がる人の1/1000か、もっとずっと下でしょう。猛禽類はおろか、野鳥さえ、ブログのカテゴリーに入っていないのですから。