4月15日の午後の部です。
オジロワシの巣のある防風林は、農地を風から守るためのものであり、もともとカラスにとって最適の生息環境です。
そんな所に巣を作ったのですから、カラスの集団に巣を攻撃されても、自業自得、仕方ありません。
オジロワシの卵、雛、雛の餌や貯食は、カラスにとって、またとないご馳走なのですから。
オジロワシとカラスの戦いは、尖閣をめぐる、中国の海警船や偽装漁船団との神経戦と同じように、これからも永遠に続くでしょう。
オジロワシに感情移入して、いちいち心配していては、こちらの神経が持ちません。
雄は、3時間後、やはり手ぶらで戻りました。
巣に餌をもち帰る習慣は、一朝一夕で身につくものではありません。