石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

サロベツ湿原のオジロワシとサンマ

サロベツの冨士元寿彦さんが取材協力された?NHKの「さわやか自然百景」を見ました。

ノビタキの子育て、子狐の離乳食にするため、口いっぱいのトカゲを運ぶキタキツネ、そして圧巻は、沼の岸辺に10羽以上も集まった若いオジロワシです。

沼が浅いため、狩りの下手な若ワシでも食べ物に不自由しない、というコメントはありましたが、狩りや食餌のシーンは、ありませんでした。残念‼

 

「さわやか自然百景」に引き続き、今が旬のサンマ漁の番組を見ました。

昨年、2歳の孫に、1尾300円のサンマを奮発し、おかげで孫はサンマ好きになりましたが、今年は、同程度の大きさのサンマが1尾500円します。

サンマが、どうしてこんなに不漁で、しかもサヨリのように細いのか?理由がわかりました。

サンマの漁場では、100艘以上の外国船が、1年中漁をしているというのです。

こうなった理由を、私は熟知しています。

サンマの販路拡大のため、愚かにも、サンマの美味しさを中国人に教えるテレビ番組を、見たことがあるからです。

サンマ漁のたどった道は、日本の製造業がたどった道と同じだったのです。

サンマの資源を回復するには、2年間、サンマ漁を完全に休漁するしかない。若い漁師の言葉が強く印象に残りました。

しかし、100艘以上の船が1年中漁をするなら、すぐに元の木阿弥でしょうが。