今日こそ、大きな獲物をもって巣に戻る、親ワシの誇らしい姿を撮ろうと、早朝の防風林にやって来ました。
昨年までの状況を考えると贅沢な悩みですが、巣には雛と雌雄どちらかの親ワシが必ずいるので、餌運びが見られないと、撮影しても編集する気になれません。
https://www.youtube.com/watch?v=ZMPy7mER398
（昨日は、午前9時台から5時間観察しましたが、雌雄とも、餌を運びませんでした。）
そこで、2時間早く家を出たという次第です。
雄が巣の番をしていたのでラッキーと思いましたが、すぐに戻ると思われた雌が、9時を過ぎ、10時を回っても戻りません。
途中、9時30分に雄が2回鳴いたときは、雌が近くまできていると期待しますが、肩透かしを食らいます。
10時40分、巣立ち前の幼鳥のように、突然、雄が羽ばたきを始め、雛を置いて、巣を飛び出してしまいます。
1分40秒後、雌ワシが茨戸川方面から飛来して、巣に入り、事無きを得ます。
スローで見ると、足にイワシ・サイズの小魚をつかんでいました。
4年前と比較すると、彼女の狩りの能力は、著しく衰えたようです。
それでも、雛はスクスク育っているのですから、贅沢は言えません。
